セリエBのパレルモのザンパリーニ会長(オーナー兼)は自ら会長職の3ヶ月の停止を発表した。
12日にはフル代表のイタリア対ポルトガル戦(親善試合)が行われるが、それに先立ちU-21イタリア代表はイングランドのU-21代表と親善試合を行った。 試合は後半29分にFWボッリエッロ(エンポリ/ミラン)がゴールを決めイタリアが1-0で勝利している。
イタリアサッカー協会は2月12日にジェノバで行われるポルトガルとの親善試合に向けた代表選手を発表した。各選手名は以下の通り。
セリエBで戦っているヴェローナのパストレッロ会長がクラブの売却を示唆している。
週末に行われたアウェーでのセルタ・ヴィーゴ戦を落としたバルセロナは、月曜日の夜に首脳陣が会議を開きルイス・ファン・ハール監督の解任を決定した。 正式発表は火曜日になってから行われている。バルセロナは現在チャンピオンズリーグで1次リーグ、2次リーグ通して全勝中だが、国内リーグでは6勝5分8敗と負け越し12位に低迷している。
セリエC2 Bグループのフロレンティア・ヴィオラは第21節にホームでグアルドに1-2で敗れたが、この試合でキャプテン、MFアンジェロ・ディ・リーヴィオが右膝の十字靭帯を断裂し今季中の復帰が不可能となった。 ディ・リーヴィオは27日の午前中に精密検査を受け、十字膝の靭帯が断裂しているのが確認された。回復には手術を行う必要があり、復帰はシーズン終了後になる見込み。 Bグループで首位のフロレンティア・ヴィオラは今回の敗戦で勝点41で足踏み。フォルリに1-0で勝利したリミニが追いついている。
サニガッリャ(アンコーナ)で行われていたアマチュアリーグの試合で、試合中にナイジェリア人選手(22)が急にピッチに倒れ死亡する事故が起きている。 この選手は意識を失いピッチに倒れた後、救急センターに運び込まれたがそのまま息を引き取っている。
元フィオレンティーナのDFモレーノ・トリチェッリがエスパニョール(スペイン)と6月末までの短期契約を結んだ。トリチェッリは既に練習に合流している。
セリエAの規律委員会は21日に第17節を対象にした審議を行った。 退場処分を言い渡されたアルベルト(ウディネーゼ)、ビエルホフ(キエーヴォ)、ディ・ビアッジョ(インテル)には2試合の出場停止が言い渡され、ディ・ビアッジョには約40万円の罰金が科せられている。 累積警告、退場処分となったその他の選手は通常通り1試合の出場停止となっている。また、アタランタ戦の前半に退席を命じられたカペッロ監督(ローマ)には出場停止処分は下されなかったが約30万円の罰金が科せられた。
セリエC1では20日に後発試合としてペスカーラvsサンベネデッテーゼ(0−0)の試合が行われたが、サンベネデッテーゼのファンを乗せた電車がペスカーラの駅に到着したところで両チームのファンが衝突するアクシデントが起きている。 今回の衝突では警備にあたっていた警官2名を含む7名が負傷、そのうち1名が重態に陥っている。
Jrユース世代の州リーグで選手が主審の車に危害を加える事件が起きていたが、同リーグを管轄する州協会はこの少年に17試合の出場停止処分を下した。 これは5日に行われたJrユース世代のアリアネーゼ対モンテヴァルキ戦で起きた事件で、退場処分を受けたDFクレモーナ(アリアネーゼ)が試合後に自分のカバンを主審の車に投げつけ問題となっていた。出場停止処分が解けるのは2003年の5月5日。
イングランドのリーズ・ユナイテッドはMFリー・ボウヤーをウェスト・ハムユナイテッドに放出した事を発表した。 ボウヤーは8日にUEFAからUEFAカップのマラガ戦での反則行為に対して6試合の出場停止を言い渡されたが、ウェストハム移籍後もこの処分は効力を持つ。 ボウヤーは既にウェストハムのメディカルチェックをパスしている。また、移籍金は明らかにされていない。
パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWロナウジーニョがチームへの合流日に遅れること5日、1月3日にパリ・サンジェルマンに合流していたが、クラブは今回のロナウジーニョの違反に罰金と2試合の出場停止を科す事を決めた。罰金の金額は明らかになっていない。 ロナウジーニョはチームに対し幾つか虚偽の口実を立てブラジルでの休暇を満喫していた。
セリエAは今シーズンから外国人枠の規制を強めており、特にEU(ヨーロッパ連合)以外の国籍を持つ選手にとってはイタリアのクラブへの移籍が難しい状態になっている。 しかしリーグは来季に向けてこの枠組みの見直しを検討しており、9日(木曜日 )に最初の会議を、そして2月までには新しい枠組みの制定に取り掛かる予定だ。 新しい枠組みでは外国人選手の質を重視し、代表経験(U-21も含む)、国外のカップ戦での出場経験などが考慮される事になるだろう。外国人枠は中堅レベルのイタリア人選手を保護する為に導入されているが、過去に行った全面的な禁止とは違い、今回は高いレベルの選手を規制対象外にするのが法案のベースになっている。
今回のクリスマス休暇を利用して、サンシーロ競技場(ミラノ)の芝の張替え作業が行われている。作業は1月2日から行われ1週間掛けて芝が張り替えられる予定。
サンシーロの芝は土壌に根付かせるものではなく、人工的に栽培した芝のマットを敷く方式を採っている為に一定以上の損傷を受けると表面が歪む問題を抱えている。しかし現状ではこの方式しか解決策はないとの事。
サンシーロ競技場では今季は既に27試合が行われているが、ミランとインテルがカップ戦で勝ち進んだ場合、年間の使用回数は60試合近くになる。サンシーロはただでさえサッカー専用競技場で芝への入光角度が少なかったところに、90年のワールドカップで3階席と屋根が増設された為、その状況は悪化の一途を辿っている。 当初、透明な屋根は日光をピッチに取り入れる妨げにならないと思われていたが、今では屋根が汚れ(洗浄機能が付いていない)芝は日中も薄暗い中で成長を止めている。 2つのビッククラブが一つの競技場を共有しているのはサンシーロ競技場くらいで同様の例は少ない。この問題は設備面の問題をクリアしても、膨れ上がる試合数の為に消える事はないだろう。
パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWロナウジーニョのチームへの合流が遅れている。 パリ・サンジェルマンの選手達は12月28日に短いバカンスを終えチームに合流したが、ブラジルに帰国していたロナウジーニョはまず最初に「虫歯が悪化して飛行機に乗れない」と合流の遅延をチームに通達。しかしその後にサンバ教室や草サッカーに参加している事が発覚し今回の遅延は確信犯的なものだった事がバレている。 また、同時にこのロナウジーニョの行動はパリ・サンジェルマンからの移籍交渉がスムーズに進んでいる証拠だという見方もある。イタリアのセリエAではインテルがロナウジーニョの獲得に興味を持っていると言われているが、舞台裏ではどういった交渉が行われているのだろうか?
セリエAの数チームが1月12日に再開されるリーグ戦に先立って親善試合を組んでいる。日程は以下の通り。
南米の強豪ウルグアイのサッカー協会が財政難に陥っている。
フィグエレード会長は協会の財政が壊滅的な状態である事を認め、代表チームを任せる監督にも月給60万円を払うのが限度と語っている。
セリエBのバーリはアッティリオ・ぺロッティ監督を解任し、マルコ・タルデッリを新監督に招聘した。 タルデッリは82年のワールドカップ・スペイン大会のイタリア優勝メンバーで、監督としては93〜94シーズンにコモで初采配を振るいチームをセリエC-1からセリエBにストレートで昇格させた。 その後、97年から2000年までU-21イタリア代表を率いU-21欧州選手権を制覇。2000〜01シーズンには第1節で解任されたマルチェロ・リッピ監督の後を継ぎインテルを率いたが5位に終わりシーズン後に解任されている。
フォルタレーザ(ブラジル)で交通事故に遭っていたジャルデウだが、足に負った負傷は軽いもので問題なくチーム(スポルティング・リスボン)に合流する予定。
セリエBのサレルニターナから解雇されたゼーマン監督は、開幕前に不満がありながらもチームの指揮を引き受けた事を悔やんでいる。
創立103年を迎えたバルセロナは現在財政難に陥っているが、その財政の厳しさはクラブの伝統にも変化を与えるかもしれない。 バルセロナはこれまでユニフォームにスポンサーを付けずにきたが、それはクラブを支えるソシオ(会員)が財政面でバルセロナを支えていた為でこの事実は彼らの誇りでもあった。 しかし累積赤字が計上される中、経営陣は新たな資金を得るためにユニフォームスポンサーを付ける事を検討し始めている。ガスパール会長は以前に「バルセロナは世界で唯一ユニフォームスポンサーを付けていないビッククラブだ」と発言していたが、この伝統もついに絶たれるのだろうか?
レアル・マドリードやインテルに所属していた元チリ代表FWサモラーノが母国のコロコロに移籍することになった。 1月で36歳になるサモラーノはコロコロと6ヶ月の短期契約を結んだ。サモラーノはアメリカ(メキシコ)に所属していたが、今回のコロコロ移籍で15年間の海外生活に終止符を打った。
愛妻との離婚で精神的に大きなダメージを受けているFWジャルデウ(スポルティング・リスボン)がブラジルで交通事故に遭った。 交通事故の現場となったのはリオ・デ・ジャネイロから2000kmのフォルタレーザという街で、ジャルデウは足を負傷している。
テレビ番組への出演の為にイタリアに滞在中のモレーノ元主審がトラパットーニ代表監督、FWフランチェスコ・トッティとの共演を希望し、これを受けてテレビ局がトラパットーニ監督に出演を打診したが同監督はこの依頼を断っている。 トラパットーニ監督は現在はマダガスカル島でのバカンス中で、1月3日にイタリアに帰国予定。
セリエBで最下位に低迷するサレルニターナがズデニク・ゼーマン監督を解任し、ヴァッレッラ監督を招聘した事を発表した。今回の解任劇ではカンジェローズィ副監督も解任されている。 1981年からイタリアで仕事を始めたゼーマン監督は、パレルモのユースチームを皮切りにフォッジャ、パルマ、ラツィオ、ローマ、ナポリなどの監督を歴任していた。契約中の解雇は今回で5度目。
リーグは24日に、1月19日に行われる第17節の日程を発表した。 第17節では18日の先行試合としてパルマ対エンポリ、レッジーナ対ボローニャがそれぞれ18時(日本時間19日2時)、20時30分(日本時間19日4時30分)に組まれており、日本でテレビ観戦をする視聴者にとっては厳しい日程となっている。(全試合の日程はトップページ左下より)
イタリア国営放送RAI2が、1月9日に放映予定の「STUPIDO HOTEL」という番組にW杯で注目を浴びたバイロン・モレーノ元審判を出演させる事を発表した。モレーノ氏は収録の為に既にイタリア入りしている。
リーグ(LEGA CALCIO)は20日に審議会を開き、中止されたコモ対ウディネーゼ戦の処分を決定した。この試合は0-1の段階で中止されたが、コモが競技場の管理責任を問われ0-2で試合を没収される事になった。また、コモには4試合のホーム開催権の剥奪も言い渡されている。 審議会では試合開始が地元ファンの投棄行為によって5分遅れたこと、そして時間毎の投棄行為が詳細に報告された。(鉄パイプ、発煙筒、水道器具、硬貨、果物、ガラス瓶、内容物が入ったプラスティックボトルなどがピッチに投げ込まれている) この試合ではウディネーゼに3つのPKが与えられていたが、現地のマスコミが行ったVTR判定ではその全てが適切なジャッジだったと判断されている。(※ コモ0-2ウディネーゼの結果は既に順位表に反映されています)
リーグ(LEGA CALCIO)は延期となっていたトリノ対アタランタ(12月8日)を1月6日に開催する事を決定した。アタランタは12月8日の試合当日、専属医が急死した為、リーグに試合の延期を要請、これが認められていた。 また1月11〜12日に行われるセリエA第16節の日程も併せて発表されている(トップページ下方を参照)
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)はチャンピオンズリーグの試合で退場処分となっていた2選手に対して、通常の1試合の出場停止に加えてさらに2試合の出場停止処分を加える決定を下している。 インテルとの第1試合で退場処分となっていたベラミー(ニューカッスル)は既にバルセロナ戦で1試合の出場停止を消化しており、復帰は3月11日のアウェーのインテル戦となる。 またロンドンで行われたアーセナル戦で退場処分となっていたアングロ(ヴァレンシア)は、2次リーグ最終戦のアーセナル戦(3月19日)から復帰する事となる。 また、レアル・マドリード戦で地元の観客が投棄行為を行っていたミランに対しては1275万円の罰金が言い渡された。
レアル・マドリードは18日に100周年記念式典をマドリードで開催したが、フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが今季の抱負を語っている。
ナポリは日曜日にアウェーのアスコリ戦を0−4で落としフランコ・コロンバ監督を解任していたが、後任としてジェノアなどを率いた経歴があるフランコ・スコーリオ氏を監督に招聘した事を発表した。
ヨーロッパサッカー界で最も名誉ある賞と言われているバロンドール(欧州最優秀選手賞)の2002年受賞者がロナウド(レアル・マドリード)に決まった。
ミランとユベントスが獲得を目指していると言われるDFプジョル(バルセロナ)がチームとの契約を延長する方向で調整を進めている事を明らかにした。
※ (掲載内容の無断使用・転載は固くお断り致します) | |
12月8日以前の記事 ↓
|
|
トップページへ戻る Copyright (C)2002 LA STAMPA All Right Riserved |