グランデ・トリノのトロフィーが競売へ
8月15日(木曜日)
FCトリノの黄金期である「グランデ・トリノ」が勝ち獲ったコッパ・イタリアのトロフィーがロンドンのクリスティーズで競売に掛けられる事になった。
セリエA5連覇を成し遂げた後に飛行機事故で全滅したトリノは、1942〜43シーズンに国内カップであるコッパ・イタリアを制していた。このトロフィーは1971年までクラブ事務所にあったが、当時の会長であるピアネッリ氏が60年代のチームリーダーであったDFナタリーノ・フォッサーティに同カップをプレゼント(!)していた。
フォッサーティ氏のコメント
「私があれを売りに出したのではない。少し前に経済的な困難に陥っていた友人にあのカップをプレゼントしていたんだ。」
このカップは時価500万円ほどの値が付けられると予想されているが、カップが再び手元に戻る事を希望しているトリノでは「まだ競売に参加するかは分からない」としている。クリスティーズは9月24日にこのトロフィーを競売にかける。
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