トリエステ（イタリア）で行われたイタリアvsスロヴェニアの親善試合は、0−1でスロヴェニアが勝利している。

デルピエロ、インザーギ、ドーニという攻撃陣を編成したイタリアは試合開始直後からスロヴェニアに押し込まれ、前半6分にはあわや失点というシーンを迎える。

今回の親善試合、観客もそれほど多くなく落ちついたものとなると予想されたが、試合開始直後からスロヴェニアの観衆がGKブッフォン（イタリア）に向けて発炎筒を立て続けに投げつけ、試合は数回中断された。（※スロヴェニアはイタリアと国境を接している）

この騒ぎに会場に配置されていた機動隊が鎮圧の為に投入され事態は泥沼化。また終盤にはスロヴェニアファンの一人がピッチに乱入し、機動隊に取り押さえられる場面も…。

試合の方もこの影響を受けてか、スロヴェニアがバックチャージを繰り返しイタリアがそれに応戦するという展開になる。この為、試合が終了する時点で両チームのファウル数は30回に達する。

ちなみに試合の方は、チミロチッチ（スロヴェニア）が前半32分に左サイドでDFパヌッチを振り切りシュートを決め、この1点を守りきったスロヴェニアが1−0で勝利している。