イタリア代表はペスカーラでトルコとの親善試合に臨み1−1で引き分けている。

試合は前半27分にMFエムレ（トルコ）がイタリアの最終ラインを破りゴール前左に侵入、そのままゴール左上に強烈なシュートを蹴り込み先制点を挙げている。

しかしその後、FWヴィエリ（イタリア）がトルコの最終ラインの裏で中盤からのパスを受け、飛び出したキーパーをかわし角度のないコースからのシュートを決めている。

イタリアは終盤に、後半から投入されたインザーギがディ・ナターレからのスルーパスを受け、ゴール右前方から対角にシュートを放ったが、これは僅かにゴールマウスから外れ得点には至らなかった。

ジョヴァンニ・トラパットーニ監督のコメント

「今日の試合は親善試合ではあったが、選手達は満足いくプレーを見せてくれた。チームは強敵トルコを相手にとてもまとまっていたし、まずまずの出来だと感じている」

「ディ・ナターレの起用位置が低過ぎた？　彼は前線でもプレーできるが、前半はヴィエリとデルピエロを先発させていたから、ポジションが重ならないようにあの位置でプレーさせたんだ。」

「私は合宿からディ・ナターレやペロッタ、そして既に一度招集しているネルヴォを試し続けている。幾つかの点を見極め、フィンランド戦（欧州選手権予選）までにチームを仕上げたい」