かつてナポリで脚光を浴びたFWベニート・カルボーネは6年にわたるイングランドでのキャリアを経てイタリアに戻ってきた。コモに加入したカルボーネは今年で32歳になっている。

カルボーネのコメント

「イングランドでは常に残留争いをしてきた。しかしその中で何も学ばなかったわけではない。“カルボーネ”はイングランドでも健在だったよ。」

「ここ数年はトリノとレッジーナから誘われていたんだけど、常に私にコンタクトを取ってきていたこの2チームは数ヶ月前にパタリと音信不通になった。彼らに失望している。」

「とにかく今はコモに加入できて嬉しい。このクラブは目先の成績ではなくて将来に目を向けているから選手たちにとっても良い経験が積める。10番は私が望んだのではなくて彼らからのプレゼントだよ。私への信頼の表れだと思っている。」

「ワールドカップでのイタリア代表？　主審の誤審を別にすれば、韓国戦ではゲームの閉じ方を間違ったよね。デルピエロを下げて守りに入ったんだ。今、多くのイタリア人監督がトップ下を置かない布陣を選択しているけど、サッカーにファンタジーは必要だと思うよ。」

カルボーネはトリノの下部組織で育ち、レッジーナ、カゼルターナ、アスコリ、トリノ、ナポリ、インテル、シェフィールド・ウェンズデー、アストンヴィラ、ブラッドフォード、ダービー・カウンティー、ミドルスブラを経て今回コモに移籍してきた。