ナポリ湾の島の中では一番大きなイスキア島。名画、【太陽がいっぱい】の撮影地。"緑の島"イスキアと呼ばれるように、島の内陸は豊かな緑で覆われている。島の中心には標高789mのエポメオ山をはじめ、東には392mのベッツィ山、北には266mのロターロ山、西には401mのサンタマリアアルモンテと、山で囲まれている。
特徴は何と言っても硫黄泉が噴出し、硫黄質の「温泉」がわくこと。火山性の島には67の噴出口が存在し、103の水源と29の貯水槽がある。また、サンタンジェロ近くの”Baia
di Sorgeto"をはじめ、古代ギリシャ時代から傷や病気に効くと言われたNitrodiの湧水など、癒しの湯が現存し、ドイツや(島内にはドイツ語メニューや表示がたくさんある)、ヨーロッパ各地から来る温泉保養の人でいつも賑やか。
海に囲まれた島ゆえシーフードはもちろんだが、うさぎ肉料理が有名。島内には、ウサギ肉を得意としたレストランが数件ある。また、イスキアビアンコと呼ばれる白ワインや、ルッコラで作ったお酒、ルコリーノもイスキア島の特産であり、グルメマンが楽しめ島。
島内にはイスキアポルト(Ischia:一番大きな港、バスターミナル、アラゴン城など…)、カサミッチョラテルメ(Casamicciola
terme:高速船の港、温泉公園Castiglioneなど…)、ラッコアメーノ(Laccoameno:海に突き出したFugoというキノコ岩が有名)、フォリーオ(Forio:高速船の港、ビーチ、温泉公園Poseidonなど…)、セッラーラフォンターナ(Serrara
fontana:チターラ浜、サンタンジェロ島)、バラーノディスキア(Barrano
d'ischia:内陸部)など大きな町がある。
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