Cava sucura Terme(カバスクーラ テルメ)って?
イスキア島南部の内陸部にあるバラーノ地区に位置する。小さなテルメで一日いると飽きるかもしれないが、半日は楽しめる。
古代ギリシャ人がイスキア島に上陸して以来続く、2500年の歴史をもつ源泉で特に、古代ローマ人に愛されたテルメとして、イスキア島では知られた昔ながらの温泉だ。古代のギリシャ系哲学者ストラボンや、プリニウスもこの温泉について記述している。
敷地内の上部、むき出しの凝灰石の岩盤渓谷にある水源は100度。古代ローマ時代から続く水源洞窟などがあり、イスキアにある、一般的なテルメと違い、敷地内はいたって簡素で趣き深い上級者向けテルメと言って良いだろう。
泉質はイタリアでは珍しいラドン・アルカリ、重炭酸で、リウマチ、関節炎、気管、耳鼻咽喉の炎症、傷の治療や婦人科疾患にも高い効果がある。泥パックなどの美容メニューもかなり充実。 |