人口14000人ほどの小さな島、カプリ。古代ローマ皇帝アウグストゥスが別荘地として購入し、後の皇帝ティベリウスはこのカプリから政務を行っていたことでも知られている。その後も島の魅力は衰えることなく、アメリカハリウッドスター達や、ケネディ大統領夫人のジャクリーヌがこよなく愛したセレブ島として世界に知られる様になった。
小さな島は、カプリ、アナカプリの2つの町に別れる。港をはじめ、時計塔のある小広場(Piazetta)や、世界のメジャーブランドショップが並ぶViaCamerelle、アウグスト公園(Giardino
Augusto)、マリーナピッコラ(Marina Piccola)などはカプリ地区。島一番の高い山モンテソラーロ(海抜589M)、世界的に有名な青の洞窟は比較的緑豊かなアナカプリ地区に位置する。
海に囲まれた島だが、砂浜のビーチは少なく、岩場のビーチが多い。石灰が多い白い岩肌も特徴的で、有名な青の洞窟は海水によって侵食でできた洞窟。こういった侵食洞窟がカプリ島には無数に存在する。また、青の洞窟以外にも緑の洞窟、白の洞窟なども存在しするので、島一周の観光船(Laser
Capri社など)にのれば、天候が良ければ見学可能。
4月〜10月いっぱいぐらいは、世界中からツーリストがやってくるカプリ島のハイシーズン。ケーブルカーやバス、青の洞窟の入場は待ち時間覚悟で臨もう。また、公園、小広場などは持ち込みピクニックが一切禁止されているので、食事はレストラン、ターボラカルダ内で!
島の名産品はレモンを使ったお酒、リモンチェッロ。食後酒でアルコール度が30%以上の甘いお酒。また、レモンのかき氷、グラニータ
ディリモーネは清涼感があり、自然な味なので、炎天下の観光にはおすすめの飲み物。
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