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■Giro dell' isola (島一周) ツアーの感想■
海が荒れていなく、お天気がよく、貴方が団体ツアーでなく個人旅行なら絶対にお勧めなのが、この「島一周クルーズ」。理由は港から青の洞窟までの単純往復が13ユーロなのに対し、更にカプリ島の自然や、他の洞窟も見学できて、たった4ユーロしか違わないからです。<2014年>
もちろん、単純に青の洞窟へ行くだけが目的なら一番早く観光する方法をおすすめいたしますが、カプリの魅力はその自然と海の美しさです。島に上陸すると、それがなかなか解かりにくかったりもするので、海からカプリを見てみて感じてください!
LaserCapri社
青の洞窟へ止まりらないコースもあるので、洞窟+島一周のコースを要確認!
ケーブルカー乗り場向かって左ESSOの向かいにチケット売り場あり。
Via Don Giobbe Ruocco TEL 081-8375208 URL:www.lasercapri.com
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港から青の洞窟まで
港を出て程なく、Bagni di Tiberioと呼ばれる、古代ローマ皇帝ティベリウスが海水浴場として使っていたと言われるプライベートプールの石組みが見えてくる。ふと後ろに振り返ればカプリ島の先端と、目と鼻の先にはソレント半島の先端プンタカンパネッラが見えている。一番接近している部分だと、たった5Kmしか離れてないそうで、太古の昔には、ソレント半島とカプリ島は地続きだった。このツアーは洞窟前立ち寄り船なので、島一周クルーズと開いていれば青の洞窟に入場することが可能。順番が来たら、小船に乗り換えまず料金所へ。ツアー代金のほかに洞窟入場料と小船の代金として別途合計10.50Euroが必要です。青の洞窟についての情報はこちら |
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青の洞窟からプンタカレーナ(灯台)へ
島の最先端Punta Carenaには、この海域でとても重要な役割を持つ灯台があり、その灯りは向こう沿岸50Km先まで照らすことが出来るそうで、南イタリアの重要な拠点になっている。真っ青な海に凛々しい灯台がかっこいい。
マリーナグランデ(港)を出て左回りで回ると、この灯台を過ぎた頃から、外海に面するので、今までの内海と比べ、天候にもよるが多少波が高くなる。また、この辺りの手付かずの自然も面白い。断崖絶壁には野生化したヤギが住み着いていて、運がよければ、船上からもちらほらとヤギちゃんが見える事も…?
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プンタカレーナ(灯台)から緑の洞窟へ
青の洞窟のように、洞窟に入るためのスペクタクルな仕掛けはないけれど、石灰岩の多い、白い岩肌の下に、緑の洞窟付近は、エメラルドグリーンの海水が照らし出されて水が輝いて見える。
海の水の透明度はさすがカプリ島!青、緑の洞窟だけでなく、海水や風の浸食でできた自然の洞窟が大小合わせて21もあるそうだ。このツアーでは青の洞窟だけでなく、カプリ島に存在するこういった他の侵食洞窟も見ることが可能なので天候さえ良ければ、かなりお勧め!
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緑の洞窟からファライヨーニ
カプリのフェーマスビーチ、「マリーナピッコラ」を通り過ぎると目の前に見えてくるのがfaraglioni(ファライオーニ)!
3つの断崖から形成されていると思いきや実は2つ。一番大きな、 Faraglione terraは名の通り、実は陸続き。Faraglione
di mezzoには船一艘が通過できる穴があり、船はその中へエントリー!
この穴をくぐっているときキスをしたカップルは成就できるとの事で、船のアナウンスで、恋人同士はキスして!と異常にはやし立て陽気な外国人観光客たちはノリノリで気分も最高潮に!
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ファライヨーニから自然のアーチへ
自然美の一つ、自然の風と雨で侵食された風穴。アルコ・ナトゥラーレ(自然のアーチ)へは、Piazzettaから徒歩約1時間半のハイキングコースもある。
船の上から豆粒ぐらいの大きさの人が手を振っているのが見えたりするが、夏の暑い日に1時間半のハイキングはかなり過酷。
またこの岬にマラパルテ荘と呼ばれる赤い家が、マッスロ岬の上に建っている。この家はアダルベルトリベラという建築家によって設計され、カミュ、コクトーなど多くの署名人が訪れたことで有名な家。
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自然のアーチから白の洞窟を経由し港へ
青の洞窟、緑の洞窟の次は?そう次は白の洞窟です。といっても水の色が白なのではなく、洞窟の壁が特に白っぽく見えるということ?この洞窟は他の洞窟と比べ、かなり大きな空洞で、洞窟の天井部は2階建てのようになっていて、マリア様の像が置かれている。
白の洞窟を過ぎると、終点のマリーナグランデはもうすぐ。この辺りは島の最先端だが、ソレント半島との海流が一番狭まった部分。崖の上には、当時はローマ皇帝ティベリウスの邸宅だった、Villa
Jovisがあり、カプリからソレントひいてはアマルフィ海岸、ベスビオなど、360度のパノラマを見てはどんな思いを抱いたのだろうか?
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