ラベッロの近くにある、Frore(フローレ)という小さな村にあるワイナリ”マリーザ・クオモ”。海抜約400メートルの場所にあり、その高台からは、アマルフィ海岸が一望できる素晴らしいロケーション。だが、ワイン造りにはどうだろうか?
急な傾斜で平地が少なく、足元からは海風が登ってくる険しい場所に猫のひたいほどの畑が、山の斜面に分散する、。「トスカーナやピエモンテのように、何十ヘクタールにも及ぶ広大なブドウ畑じゃなく、斜面続きのこのアマルフィ海岸の中に、数箇所畑を作って、そこであえて、ワイン作りを真剣にしてみたかった」とにっこり笑う、オーナーのアンドレさん。
元々は地元のテーブルワインを作っていた奥様のご両親から受け継いだワイナリを近代化し、改良を重ねることによって、この土地のワインの価値を大きく引き上げた。近年数々のタイトルを総なめにしてきた、自慢の白”Fiord
uva bianco"は逸品。
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