◆AMALFI アマルフィ◆
ユネスコの世界遺産に登録されたアマルフィ海岸の中心地アマルフィ。中世初期に海洋貿易港として ベネチア、ジェノバに先駆け発達した町は、貿易港らしく他国文化の影響を受けた、
歴史的建築物が海のブルーに映えてエキゾチックな雰囲気。
1300年頃、イタリアではじめて木綿繊維100%の手漉き紙の製法が伝わった町。
それまでスタンダードだった、羊皮紙に変わり、中世に印刷技術が一気に加速する原動力にもなった。街には 現在も昔ながらの製法で作る紙屋が数軒残ると共に、博物館が残っている。
また、海洋共和国らしく、西洋で始めて羅針盤を開発し、航海術を大幅に発展させたフラビオ・ジョイアのブロンズ像が町の玄関口広場にある。マリーナ門をくぐれば、町の中心Dumo広場に到着。このDumo広場を中心におみやげ物、レストランが並ぶメインストリートが始まる。左手をちょっと入ると、敵の侵略を防ぐべく、迷路のようになっている、真っ白な小道が印象的だ。聖人アンドレアを祭った大聖堂(Duomo)は必見。 |