■パレルモ〜チェファルー間の移動
鉄道：パレルモ駅から2時間に約１本の割合で運行（土日を除く）所要時間約45分。片道4Euro。

長距離バス：SAIS
パレルモ駅横の長距離バスターミナルから一日３本のみ運行（土日を除く）。

■映画のシーン１　Lungo mare　海沿いの遊歩道
チェファルーについたらまずはじめに行きたいのが、ルンゴマーレ。映画ニューシネマパラダイスで主人公トト少年の夏のバカンスシーンが撮影された砂浜が広がる。映画館のシーンなどはパラッツォアドリアーノという内陸の村で撮影したが、バカンスには海のシーンが不可欠ということで、監督のジュゼッペトルナトーレ氏の生まれたバゲリアの近くのここチェファルーの海岸で撮影された。

■映画のシーン2　Stazione　駅
パレルモから行くと、目の前に荒涼とした大きな岩山が見え、駅の向こうはトンネルになっている。成長したトト少年が村を離れ、映画の勉強のため単身ローマへ向かうシーンがここで撮影された。これが空港で飛行機だったら、別れのシーンの情感はまた違うものになっていたと思う。やっぱり、別れのシーンは駅から電車で！ぐっときます。

■Cattedrale　大聖堂
チェファルーは小さな町ながらも、素晴らしい大聖堂がある。メインストリートのルッジェーロ通りから、坂を上ってく行くと見えてくる、２つの塔を持つ教会。ルッジェーロ二世がしけで船が漂流し、このチェファルーに流れ着いた。その感謝から建てられた素晴らしい大聖堂だ。パレルモ市内のパラティーナ礼拝堂や、モンレアーレのようにビザンチン様式の金色のモザイクで聖堂内が飾られている。