■Corso Vittorio Emanuele　ビットリオエマヌエーレ通り
東西に長く伸びた町トラパニ。町の中心を突き抜けているメインストリートCorso Vittorio Emanueleを中心に右に行っても、左にいっても海と対面するまさに海に突き出た半島。町のあちこちにはバロック建築の建物が壮麗な建物が並び、シチリアの端っこに、こんなエレガントな町があるなんて…とびっくりさせられる。昼食後のシエスタの時間帯は町は静まりかえって、いやはや”のーんびり”気分を満喫。

■Mercato del Pesce　魚市場
以前魚市場として使っていた半円形の広場Piazza mercato del pesceが現在工事中のため、半島の先、漁港の近くのVia Colomboで行われている。午前中は、小さい建物の中で近郊で取れた魚が売られている。建物の外ではマグロやカジキマグロを使った燻製やカラスミ、オリーブ、乾燥トマト、ケーパーなど、シチリアの太陽をたくさん受けた美味しい食材が青空市場で売られている。マグロの燻製などは、好きな分だけ切って真空パックにしてくれるので、お土産に最適。

■Saline　塩田
トラパニの町の中心に、塩田はない。マルサラ方面に向かって、Via LiBicaを１０K程度進むと見えてくる。が、塩田の本場はトラパニから20Kmほど行った場所にある、Mozia島へ渡る渡し舟がある辺りが、La via del sale（塩の道）と呼ばれ、昔ながらの塩づくりの様子が見られる。風車を使って海水をくみ上げていた。14世紀当時の風車を改造した場所には塩の博物館もある（有料）３月１５日〜１０月末は毎日、それ以外は土日のみオープン。