Piazza Italia dal 1995
ナポリを歩こう
カプリ・イスキア・プロチダ
アマルフィ海岸の町々
現地発着ツアー
ソレントで海の見えるアグリツーリズモ
南イタリアでホームステイ
マテーラとその近郊
PUGLIAへ
アルベロベッロ発プライベートツアー
ナポリ発アルベロベッロをめぐる旅
Bari バーリ
PolignanoI ポリニャーノ ア マーレ
Torani トラーニ
Alberobello アルベロベッロ
Ostuni オストゥーニ
Locorotondoi ロコロトンド
シチリア州
おいしい南イタリア
業務通訳・コーディネート
お客様の声

PUGLIAへ
プーリア州 アルベロベッロ
〜アルベロベッロ  トルッリがいっぱい! 集落として唯一残る町〜
 大きなプーリア州の中でも、日本人に一番人気の町といえばやはりアルベロベッロだろう。 白壁の上にちょこんと乗っかった、とんがり屋根のトルッリは、まるでおとぎの国に来たような錯覚に陥る。
プーリアの大地には、ぽつん、ぽつんとこのトルッリが点在するが、アルベロベッロのようにこれだけ多くのトルッリが残っているのは、ここだけ!

アルベロベロへは、バーリ中央駅構内から、私鉄道SUD-EST線で約1時間半ほど。ただし、SUD-EST線は日曜日はバスによる振替運行で、本数が非常に少なくなるため、避けたほうが懸命。

駅前からはVia GiuseppeMazziniをまっすぐ歩き、三叉路に出たらViaGaribardiを進むとMunicipio(市役所)のあるひろばに出る。そこからすぐ先が、Zona Monumentiといって、世界遺産に登録されているトルッリのある大集落Monti地区になる。駅からは徒歩15分程度約1Km程度。

 

専用車エクスカーション : アルベロベッロ発/着 マテーラ、オストゥーニ、ポリニャーノなど
専用車送迎 : アルベロベッロ発/着 バーリ空港・駅・港、マテーラへの移動
専用車送迎 : アルベロベッロ〜マテーラ2時間観光〜アマルフィ・ポジターノ・ソレント・ラヴェッロへの移動
アルベロベッロに泊る : アルベロベッロのあったか家族でホームステイへ

〜アルベロベロベッロ  創意と工夫でうまれたトルッリ〜

 トルッリとは、ギリシャ語のトロス(tholos:円形の建物の意)に由来すると言われている。地中海の広域を支配した北アフリカのハム族の遺跡から来ているという説もある。イタリアでは、サルデーニア島に似たような建造物がある。小さな家は、元々は農作業道具を置く小屋として、町にに住んでいても、田舎に働きにくる農民が仮眠をする部屋として、畑の中に建てられていた。

15世紀の末近くにある、コンベルサーノの町のアックアビーバ伯爵は、戦いで功績を収めた公爵に、アルベロベッロ一帯の土地を貰い受ける。伯爵は、計画的に農民を呼んで、この手つかずの土地の開梱を始めた17世紀には現在のように、アイアピッコラ、モンティの二つの地区となり、今のような町になった。伯爵は王様に払う不動産税をごまかすために住民にモルタルを使わない、石積みの方法で家をつくるように命令し、王の見回りが来る時に、家を解体させて納税をごまかしていた。という言い伝えはあまりにも有名だ。

アルベロベッロの名前の由来はその開墾地の中心にあった、ラテン語のシルバ・アルボリス・ベッリに由来する(美しい樫の森(Sylva Arboris Belli)
   
〜アルベロベロベッロ  屋根に込められた意味〜

 あの不思議な形の円錐形の建物トルッリは、一体どうやって作られているか?はモンティ地区にある、ジュゼッペ・マッフェイさんのお店のミニチュアを見せてもらえば と〜っても良く解る。一つのトルッロを作るのに約3ヶ月から、3ヶ月半かかるといわれているが、その大半は、石の加工期間。 適切な大きさの石や、屋根の部分に使用する薄い石を準備し、たった2週間で組立てしまうそう。そして、印象的な白壁も、このプーリアの土壌に多く含まれる石灰をまるでペンキのような塗料に変えて、どんどん上塗りさる。

●屋根の石 スレート(CHIANCARELLE)
 そもそも石灰質のカルスト台地なので、トルッリの原料となるCHIANCARELLA(スレート)が地面を掘れば出てくる。 テレーザさんによれば、畑を開墾するときも、まず土を入れてからでないと話しにならない。「掘れば石が出てくるから、 畑には出てきた石で垣根を作っているでしょう、ほら」と教えてくれた。なるほどここまで来る道のオリーブ畑には、 殆どに石の垣根があった。なので、あの可愛いトルッリは豊富な石にやり場に困った住民の創意工夫で作られたと言っても 過言じゃないでしょう。

●屋根の先っぽの飾り尖塔(PINNACOLLI)
 屋根のてっぺんを見れば気がつくけど、いろんな形をしている。 一般的に3つの石を組み合わせて作られていてそれぞれに意味を持っている。

●屋根のマーク(SIMBOLI)
 屋根の部分には不思議なマークが書かれている。キリスト教意外の異教徒とキリスト教の物とがあり、 昔は住民はその源が別々の家族の寄せ集めだったからだ。その中のいくつかは災いから家族を守るという意味だったりと 考えられている。


〜アルベロベッロの見所〜

 LargoMartellotta(マッテロッタ広場)を境に2つに分かれている。

山の斜面に向かってトルッリがたくさん立ち並ぶのは、Monti(モンティ)地区と呼ばれ、1030戸のトルッリが立ち並ぶ。現在は主に、お土産物やレストランなどの集中する賑やかな地区。この地区の奥には1926年に建てられた【トルッリの教会】聖アントニオ教会がある。広場を境に反対側へ行くと、400戸のトルッリがある、

Aia Piccolla(アイアピッコラ)地区
と呼ばれている。こちらは住宅地で、現在もトルッリの中で暮らしている人々の生活が垣間見れる。
広場からアイアピッコラ地区をつなぐ上り坂Via Brigata Reginaの途中にある展望台Belvedereから見るモンティ地区はたくさんのトルッリが見えて圧巻。。
◆Trullo Sovrano トルッロ ソブラーノ◆
アイアピッコラ地区にある、市庁舎広場(Piazza del Popolo)から見える大きなカテドラルの裏には、18世紀に建てられた司教の家で、アルベロベッロで初めての”二階建てでモルタルを使った建築”だった。現在は博物館として見学が可能。

  Monti地区の奥にある、聖アントニオ教会
BACK
     PUGLIAへTOPへ 
Copyright Piazza Italia/Propretaria letteraria riservata Piazza Italia  全部または一部の無断で複写することを堅く禁じます。