オストゥーニ1番の見所は「カテドラーレ」と呼ばれる大聖堂。ちょうど200Mの丘の頂上に位置する11世紀ノルマン人により防衛のための城塞が作られたようだが、現存してない。
教会は15 世紀後半の建物で、正面ファサードはオリジナルのものでとても豪華。プーリアロマネスク様式で建てられた教会の中心には円形の美しいバラ窓がある。24本の柱が配されその中に更に小さな12本の柱。それを取り囲む
額縁には12人の天使の顔と、外周の縁にはイエスキリストの12使徒の彫刻施されている。こういった形の窓を、バラの花にちなんで、バラ窓と読んでいる。
建物は美しい滑らかな円形のカーブを持っていてこれは1902年に国の指定モニュメントに指定された。正面入り口のアーチの彫刻も大変美しい。ちなみに教会はモニュメントにあたるのでさすがに白塗りになっていない。
カテドラーレは白い町の中にポッと現われる茶色の建物でそれが一層際立っている。 青空に向かってすっと伸びるカテドラーレはなんともすがすがしい。
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