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ナポリ湾に浮かぶ島々
の〜んびり散歩術 プロチダ島
港付近 レストランやカッフェが並ぶSancioCattolico(サンチョカットリコ)地区
 小さなプロチダ島の港。海を背にして右端にチケットセンター、ツーリストインフォメーションがある。小さな島ながらもバスが巡回していて、バスにのれば島の端っこキャイオレッラまでは約15分で到着、徒歩だと片道4kmとちょっときついので、海水浴に行く場合、やはり港〜ビーチまではバス移動が無難。バス停は、港の真ん中、イエスキリストの十字架の近くにあるのでわかりやすい(2013年4月工事中)。

 さて、海に沿って、左端に歩いていくと、サンチョカットリコ地区がある。この付近は、カッフェやレストラン、キオスクなどが並ぶので、夏は人で賑わう。のんびりとお茶でもして、観光ルートを練るのにもってこいの場所だ。 メインストリートは50M程度と短いけど、港から少し離れているので、意外と静か。

 広場にある黄色と白で時計塔のある教会は、S.Maria della Pieta'(サンタマリア・デッラ・ピエタ)。 この教会の横から続く坂道は、島一番の高台、Abbazia di S.Michele(サンミケーレ修道院)に繋がっっている。

島東部  この眺めは、プロチダ観光のクライマックス
 港から徒歩約15分 Abbazia di S.Michele Arcangelo近くの展望台から小さな漁村、コリチェッラを眺める 

 これを見なくてはプロチダ島に来たと言えない! 高台から見る美しい入江コリチェラの眺めは、プロチダ観光のハイライト。港からは、Abbazia di S.Michele Arcangeloを目指し、海を背にして左手の、サンチョカトリコ地区へ。レストランや商店がいくつか立ち並ぶ通りを抜けると、右手に登り坂が始まる。途中の分岐点は、(茶色い看板あり)左手に進むと、ほどなく、黄色く大きな屋根を持つS.Maria delle Grazie教会が見えてくる。迷わずどんどん坂道を登ると、大砲のある展望台へ到着。プロチダにいったなら、絶対訪れたいスポット!
港からの坂道 マリア様の分岐点を左に… この、S.Maria delle Grazie教会の先が展望台
島東部  コリチェッラ地区 愛すべき小さな入江でスロータイムを…!
    愛らしい入江は今でも現役の漁村として、小さな船がたくさん並ぶ。海から丘に向かって立ち並ぶ家々は、個性豊かなパステルカラーに塗られて、絵本のような景色が旅人を魅了する。「海の上、遠くからでも自分の家がすぐわかるように…」という、漁師の願いを込めて、派手な色に塗られた家々。地中海の明るい日差しにはなんとも似合う。

先程までの高台からの眺めも素晴らしいが、この小さな入江コリチェッラでは、ゆっくりと、ゆっくりと流れる時間を体感できる場所。
また、イタリア名画『Il Postino』のロケ地としても有名な場所。主人公Marioが恋するBeatriceの家が、この愛すべき入江”コリチェッラ”の一角に今でも映画そのままの姿をとどめている。詩人パブロフネ”コリチェッラ”ルダに恋の手ほどきを願うMario。そんな名画の中のシーンのなかで、ランチはいかが?

この”コリチェッラ”には、たくさんのシーフードレストランがある。車が入れない場所なので、ゆっくりと食事が楽しめる。

サンタンジェロ岬 Abbazia di S.Michele Arcangelo(サンミケーレ修道院)

修道院テラスの眺め。見学は午前中のみ
11世紀はじめに建てられたベネディクト派の礼拝堂で15世紀にサラセン人の強奪にあいながらも 多くの書籍や宝物が残る。3階建ての海に張り出した修道院で、1階は教会と地下の図書室へとつなぐ階段がある。 図書室と小礼拝堂、人骨の残る昔の市民埋葬場の見学は有料。階段を下りると右が17世紀貴族の装飾用、左が18世紀一般市民用で人形の作りや、衣装を比較するとわかる。 どちらも当時のもの。奥には15世紀から現在に至る8000冊の本をテーマ別に整頓した図書室となっている。 図書室から脇から降りていくと、そこでスペイン占領下時代に行われていた礼拝の道具や、 棺、そしてTeschio(ドクロ)が登場でちょっと恐。地下2階は、貧しい人の共同埋葬に使われた場所。 単純にどんどん死体を落としていくと行った感じでちょっといやーな気分。この海の一番奥に今なお数体の遺骨が残る。 この階から横に建つ以前の王宮への抜け道があったそうだ。
島東部 美しい海岸線が人気の、Chiaiolella(キャイオレッラ)とCiracciello(チラチエッロ)
 港からオレンジ色のミニバスで約15分。7、8月は海水浴客で大混雑だが、初夏、初秋の浜辺は清々しい。島の東部はと、WWFの指定保護区域である、VIVARA島(立ち入り禁止)を結ぶ橋が左に見え、その奥にはナポリ湾1大きなイスキア島がくっきり見える。キャイオレッラ浜の背後には凝灰石の壁があり、波や風で自然に侵食したその壁は、まるで砂漠の風紋のようで、面白い。凝灰石の壁をよく見ると、PiantaGrassaと呼ばれる多汁植物や、天然のケーパーなどが自生していて、地中海らしい風景にしている。

 キャイオレッラの入江は小さなヨットハーバーになっていて、それを取り囲むように数軒のレストランがある。


Ristorante / GORGONIA

コリチェッラの港にあるレストラン街の一郭。夏の間は外のテラスでご飯を食べるのも気持ちいい。目の前が港ということもあり、魚料理には定評がある。季節によっては、とれたてのウニを使ったウニのパスタもある。メインディッシュのセコンドには、季節の魚(1Kg50ユーロ)はいかが? 希少価値の高い魚”Pezzogna”の炭火焼は身がやわらかくって美味しい!

住所 Via Marina Coricella50 PROCIDA(NA)
TEL&FAX 081-8101060

プロチダに泊まるならこのホテル / La casa sul mare

コリチェッラ地区と向こうに見えるイスキア島の素晴らしい眺めを独占しているこのホテル。 黄色い天蓋の丸い教会S.Maria delle Grazieから徒歩約1分と大変便利な場所で全10室の通年営業プチホテル。 小さな島なので、ホテルの数が少なく、値段は少し高めだか、コリチェッラを眺めながらテラスでの食事が楽しめる。オフシーズンは一室90ユーロ〜とお得(2013年タリフ)。7,8月はミニマム1週間の宿泊。9月はミニマム4日の宿泊。写真はレセプションテラスからの眺め。

住所 Via Salita Castello13 PROCIDA(NA)
TEL&FAX 081-8968799
URL http://www.lacasasulmare.it/
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