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火山の島ストロンボリ
真っ黒い砂浜が印象的…噴火しているぞ!の島ストロンボリ

ストロンボリはエオリア諸島の端っこで、ナポリからフェリーで行くと、一番最初に寄航する島。島の西北にあるジノストラという町は数年前まで電気がなかったので、夜になるとキャンドルで生活をしていたらしい。…という嘘のような本当の話。秘境と呼んでもいいんじゃないか?ナポリ発21:00のSiremarのフェリーで一路エオリア諸島へGo!朝やけに照らされストロンボリ島に到着。港にはフェリーの時間に合わせ、Pensioneや、部屋貸しの客引きのおじちゃんたちが大勢。事前に予約すれば、フェリーの時間に合わせ港まで迎えに来てくれる。

ストロンボリ名物!Sciara del fuocoは噴火を見に行くツアー

ストロンボリは今でも活発に活動を続ける活火山。毎日火柱が上がり、熔岩石は一定の方向をすべり、海へ向かって転がっている。港をぶらぶらしていると、例によって客引きのおばさんに捕まって話を聞く羽目に。「今はあんまり激しくないけど、それでも15分毎ぐらいに真っ赤な溶岩が流れ出るのが見えるわよ」と勧められたナイトツアー。港からボートに乗って沖まで出て、船の上から噴火を見るのには、暗くなってから一番というわけで、ツアーは20:00に港を出発。船が小さいので揺れる・海上は寒い・噴火がよく見えない!と散々だったが、コンディションしだいでは楽しめそう。夜暗くなってからがよく見えるので、ほとんどがナイトツアーです。
SCIARA DEL FUOCOツアー 一人20ユーロ
PippoTel&FAX090-986135 港のそばに予約所多数あり。

船からのきれいな夕日 溶岩が流れる道は真っ黒 キワドイ噴火…ちょっとだけ
ストロンボリッキオって?
島の東側にある火山の熔岩でできた小島。小ストロンボリとでも言おうか?ストロンボリ島のシンボルにもなっている切り立った断崖。遠くからみたらわからないが、なんと島のてっぺんには灯台があって、後ろには灯台に登るための階段がついてるのだ。
正面 後ろ
電気がなかったジノストラ地区
島の西北にあるジノストラ地区は、数件の家が寄り添うように集まった集落で、つい数年前まで電気が通っていなかった。日が沈むとろうそくに灯りをともし、細々と夜を過ごしていた人たち。そんな事って想像もできないが、ある本を読んだときジノストラの人が、「電気がないとね、星が落ちてくるようにたくさん見えるんだよ」という言葉がとっても印象的だった。島にはほとんど平地がなく、火山のすそ寝の平地に細々と暮らしているストロンボリの人たち。この地区には行くには、島の港スカーリ港から船でしか行くことができない。残念ながら今現在は電気が通っており、ジノストラの港も拡張工事中だった。
ストロンボリの風景
朝焼けのストロンボリ港 季節の花々がきれい 港で会ったおじさんたち
噴火によって生まれた黒砂の浜 ストロンボリッキオ ギリシャのような白壁の町
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