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アラブノルマン建築を見に行こう
パレルモ西部観光
色々な時代のパレルモの建築物を見学できるこのゾーンはちょっと時間をかけてゆっくり見てみたい。 11世紀にアラブ人によって建てられ現在のノルマン宮殿や色々な時代のけんちくが混在したカテドラーレなど パレルモ観光のクライマックス。ここから王の山『モンレアーレ』にも一気に行ってみよ
Capella Palatina パラティーナ礼拝堂<2007年夏現在修復工事中>

ノルマン王宮内の2階にある礼拝堂の見学は少数人数の入替制で見学時間は10〜15分。 パレルモ観光にはずせないこの場所は常に混んでいるので、余裕を持って行こう。

見学時間

月〜金 9:00〜12:00、15:00〜17:00、土曜 9:00〜12:00、日曜 12:00〜13:00(6Euro)

1132年パレルモ王のルジェーロU世の命によって建築が始まった。小さいながらも入ってまず圧倒されてしまう のは、礼拝堂内全ての側面が豪華絢爛に飾られているので、どこから見ていいか?迷ってしまうのが本音なのだ。 まずはお目当ての黄金のモザイクに注目しよう。写真中央の『祝福のキリスト』は礼拝堂内の後陣を飾り 中央部の円蓋は『天使に囲まれたパントクラトール』がテーマ。 礼拝堂内のモザイクは一部を除き12世紀の物で新、旧約聖書のシーンを扱っているビザンチン美術の傑作品。 床部分は壁、天井に使われている金色でなく、箸休め的な?幾何学模様が描かれている。この幾何学パターンは モンレアーレでもお目にかかれる。

Cattedrale 大聖堂
おやっ?何か違いに早速気がつきましたか?教会は一般的には縦長正面を入口に取っている。この大聖堂はちょうど脇から入る格好になるのが なんだか不思議。12世紀に建築された教会はアラブ人たちによって後にモスクに使われた歴史を持つ。正面入口の細かい細工の彫刻は1430年もゴシックスタイル。 右の多きな天蓋をくっつけ1700年代に今日の状態にした建築家はFerdinando.Fuga(ローマのサンジョバンニインラテラーノやサンタマリアマッジョーレ教会を手がけた ツワモノ!)内部のTesoro(宝物庫)にはアラゴン家の女王コスタンツァU世の真珠と宝石の美しい王冠が展示されている。

S.Giovanni Eremiti サンジョバンニエレミティ教会
少し離れた場所にあるので、パラティーナ礼拝堂を見学した後に与力があれば行ってみたい場所。町の中心にあるサンカタルド教会とよく似た、赤い円形のクーポラを持つ教会。サンカタルドは3つなのに対し、こちらは5つのクーポラを持つ。典型的な12世紀のアラブ・ノルマン様式の教会だ。見所はなんといっても、教会に付属した回廊で、オジーブアーチの交差するデザインがつながる回廊の中には緑豊かな植物がたくさん植えられ、南国ムードも満点。回廊は有料で見学が可能。

カプチーニのカタコンベ
約8000体とも言われるミイラの眠る地下礼拝堂。教会横の入口で入場料(値段は神父が決めている最低限確か2.50Euro) を払い白い地下トンネルを抜けドアを開けると広がるミイラワールド。ここで帰ってたまるか! さぁ勇気を出してじっくり見るとなんと彼らの年代のオリジナル衣装を身に着けて直立している。 博士、貴族、女性、花嫁、子供など幾つかのカテゴリーに分かれている。ミイラの体を通して死者とコミュニケーションを 取るために1500年後半から1900年代初頭までミイラが作られていた。 この中でも3歳の赤ちゃんミイラ『ロザリア』は生きているかのようにほほがピンクで、普通のミイラと一味違う 特殊ミイラちゃん。でも、初めてコレを見た時(1997)と今回(2002)では色が違うような?!

Monrealeの大聖堂と回廊
 見学時間
大聖堂 毎日 8:00〜18:00  ミサの時間は節度をもって(料金:心付け)
回廊 月〜土 9:00〜18:30、 日 9:00〜13:00 (6Euro)

MONTE REALE『王の山』の名前がふさわしい。パレルモ市内から南西に8Kmのモンレアーレの大聖堂ははずしてならない パレルモ観光のクライマックス。ノルマン王グリエルモT世の後、U世が受け継ぎ1174年に建築が始まる。ノルマン、 イスラム、ビザンチン、ロマネスクの複合建築で新旧約聖書の創世記や最後の審判の日、パントクラトールなどが描かれているが スケールが大きすぎる。大聖堂のモザイク部分の面積は6340?でイタリアのモザイク面積では最大級なのだ。ミサの間のパイプオルガン と光が差し込んで反射する内部空間は荘厳な雰囲気が漂っている。
大聖堂を出て右横へ進むと回廊の入口がある。入場料を払い中へ入ると二本一組の、尖塔、モザイクがそれぞれ違う 柱に囲まれた回廊が出迎えてくれる。なんとも楽しいことに全てが違うことに注目したい。ガラスモザイクは赤、黒、金などの 色を巧妙に使っているし、尖塔のデザインは自然や動物、人間などをモチーフにデザインされている。 ここも時間をかけてゆっくり回りたい。
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