逢いびき

(E.Carlos & R.Carlos (it.)B.Lauzi)

　人ごみの中、あなたの姿が現れるその時を待ってる。雨の中をまだ待ち続ける。私は人ごみにかき消された、ただの希望の残骸。あなた、もう待ちきれないわ…。もし来てくれなかってら、私この世から消えてしまう…。日が沈んで行く。家に、私の悲しい人生に帰るしかないのね。あなたに捧げるつもりだった人生を、あなたは粉々にしてしまった。ごめんなさい、もう待ちきれないわ…。これで永遠に私、この世から消えてしまう…。

　こんな悲しい独り言が、ワンコーラス毎に半音ずつ上がって行くメロディーにのって、最後の決断に向かって盛り上がる様に続いてゆきます。もともっとカンツォーネではありませんが、イタリアでオルネッラ・ヴァノーニが歌ってヒットしました。